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五十肩のレントゲンについて

五十肩の診断方法として、まず特徴的な症状の有無を明確にしなければなりません。例えばある日突然肩に痛みが起こった、安静時でも肩が痛む、夜間痛が起こり、寝返りを打っただけで激しく痛む。

また、歯磨きやちょっとした棚からの上げ下ろし、ネクタイの装着などが可動域が足りずに完了しない、などが特徴的な症状と言われています。

また可動域の制限が起こることを、肩関節の拘縮が起こっていると表現します。これらの症状があれば、ほぼ診断は確定することができますが、整形外科ではレントゲンや超音波検査などを併せて使用するのが一般的です。

またMRIを用いてより詳細な状態を知ることができます。このように五十肩の症状はレントゲンだけでは確定できません、臨床のデータが最も大切です。

また、骨折や石灰がある場合は、五十肩とは診断できません。あるいは肩関節周囲炎という漠然とした病名が付けられることもしばしばです。

また検査において、正常な状態と比較、あるいは正常な状態を推察した上で、関節の隙間が狭かったり、または骨に変形がある場合は、五十肩の可能性が高まりますが、痛みが無いのであればやはり五十肩とは診断不可能です。

レントゲンは主に他の疾患との鑑別のためである、とも言えます。また一方で、可能性が残されている場合は複合的な検査をするのが当たり前、とも言えます。

また、五十肩の名医などに診断をされても、まだ不安が残るというのであれば、費用はかかってもレントゲン撮影をして欲しい、と願い出ることが可能です。

しかし、結論としては、診断方法としては、問診や理学的検査がメインとなり、画像検査は付随的なものである、あるいは他の疾患との区別のために有用である、という程度に覚えておくのが理想と言えます。

またレントゲンは被爆の影響がわずかですがあります。特に高齢者の方に多いのが五十肩ですから、検査においても十分に侵襲性を考慮すべきとも言えます。