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頚椎ヘルニアと枕

頚椎ヘルニアの予防と治療のためには、寝るときに正しい枕を使用する必要があります。起きて生活をし、仕事をしている時には極力正しい姿勢を維持できていても、いざ寝るときに姿勢が悪くなっていたのでは、起きている最中の頚椎ヘルニアへの予防・改善努力も効果を発しません。特に枕は首を支えるための大切な寝具です。

頚椎ヘルニアの予防・改善にいい、負担をかけないものとして、約15度の傾斜をつけることができる高さが最適と言われます。つまり頚椎に対して最も負担が軽い枕です。

また横向きの姿勢で寝た際に、身体の中心線が頭まで水平になっている状態がこの15度を表しています。計測がおぼつかないという場合はできるだけ低いものを選ぶことが大切です。

高すぎるものを使用すると、視線が下向きになる傾向が強く、これは起きている際に頚椎に大きな負担をかけているのと同じ状態です。どうしても高さが合わない、という場合は大き目のタオルを折りこんで代用にすることも可能です。

枕は頭を支えるのではなく、首を支えるものだということを常に意識すると頚椎ヘルニアへの効果も上がります。頭だけを支えると、首の下側には何もありません。このことでより首には力が入ってしまって、筋肉は余計に緊張して頚椎ヘルニアの悪化を招いてしまいます。

また素材についても気を使わなければなりません。頭を乗せたときに比重がその部分にかかることがよくわかるもの、つまりやわらかくて、できればその量を増やしたり減らしたりできるものであればなお頚椎ヘルニアへの予防・改善効果が上がります。ビーズを出し入れできるようなものも多くあります。また柔らかめの低反発枕も効果的です。

寝具は、睡眠を深めるためにもきちんと選ぶことが大切です。身体を良く休ませ、頚椎ヘルニアの完治をしていくためには、まず脳からしっかりと休ませなければなりませんが、寝具が合っていないと睡眠も浅くなりがちです。

頚椎ヘルニアの予防改善だけでなく、質の良い眠りを維持し、安眠して気分をリラックスさせるためにも、寝具は慎重に選ぶ必要があります。また清潔にすることも大切です。

カバーを最低1週間に1度は洗濯するようにして、本体の方も湿気を過剰に含ませることが無いように注意すべきです。