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椎間板ヘルニアとカイロプラクティック

カイロプラクティックでの施術によって、椎間板ヘルニアを治療することはできません。つまり、カイロプラクティックでは飛び出した髄核を元に収めることはできませんが、関節機能障害を起こしている部位を見つけ、矯正することで椎間板ヘルニアの症状を軽減させることを試行します。

カイロプラクティックでは、特殊なベッドを使用した牽引療法をする場合が多くあります。このベッドは、整形外科でよく見かけるようなものではなく、主に、うつ伏せの状態で施術者が腰椎部に接触し、牽引する方法になります。

線維輪が断裂していると思われる方向にたいして牽引し、ゆっくり捻ったりします。線維輪を開く方向にねじることで、突出してしまった髄核が中へ戻りやすくします。

戻りやすくなった状態ですぐに戻るということはありませんが、時間をかけて処置していけば椎間板ヘルニアの改善効果が出ることも多くなります。

椎間板ヘルニアがもし大きすぎたり、途中で切れてしまったという場合では効果は望めません。最初に整形外科でどのような椎間板ヘルニアなのかをMRIなどで詳細に検査してもらってからカイロプラクティックでの治療を併用していくことが推奨されます。

椎間板ヘルニアでは、長時間に及ぶ背中から腰部にかけての筋肉、椎間板への圧力と椎間板ヘルニアの痛みによって腰や首、背中、臀部の筋肉が硬くなってしまいますので、まずこれらの緊張を取り除き、血行をよくさせる必要があります。

また、筋肉の緊張によって可動域が小さくなった関節の動きなどを矯正します。これらの治療は痛みの程度を見ながら段階的に施術しますので、急激な痛みなどの心配はありません。

一度突出してしまったヘルニアは3ヶ月から6ヶ月程度で消失することが多くありますが、カイロプラクティックでこれらの施術を受けることにより、その期間を早める効果が期待されます。また施術とともに、椎間板ヘルニア治療のためにいい姿勢や体操方法、ストレッチ方法などの指導も行われます。